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カタチにしていく力。何を感じ、何を捉え続けているのか。植物に関わる作り手達の魅力に迫ります。

肥後 博己

土を奏でる...

あるゆるデザインの果てに。

DSC_3347.jpg千葉大学の画像工学、工業意匠学を専攻し、あらゆるものに携わってきた肥後。「正直何をやれば良いのか...そんな時代でした」と語る。絵を描いたり、木を削ったり、足し算のものから引き算のものまで、あらゆる芸術的な行程を進んできた。そんなとき必然的に出会ったのが陶芸だったという。「陶芸は足し算も引き算もやるのです。素材としては自由度があるとは、思いますが...凄く自分にとってこれだというものでした」。そしてそれ以降、土の作品を作ることにどっぷりとハマっていく。設計から実寸サイズで描き、細部迄の作りに妥協が無い器は、デザイン的にも実用的にも無駄が無く、モダンで隙がない。

出身の大分に工房を構えたあと、作品だけでなく、器、花器、香炉、などを作り始める。作品にずっと集中して作れば良いものは出来るが、使う人の声を聞きながら進むことでより良いものを作れると、年間20回程度個展を開催し、全国をまわるというから凄い。作家ものの花器は水漏れするものも少なく無いが、実用的であることを大前提にし、いっさい漏れるものが無い。肥後の作品シリーズの中に「今縄文器」というものがある。昔のものでも本当のモダンはいつまでも色あせない...そういったものを生み出していきたいし、必然的に辿り着いた作品には、時代をこえて本物の力があると語る。

力のある外見、細部まで計算されたディティール

DSC_3350.JPG焼き上がると、土の水分の約1割が蒸発し、大きさも1割小さくなる。「毎回毎回小さくなることに、ガッカリする(笑)」というのは、焼く前の陶器の存在が力強く、印象的であるから故。部分的に土を変え、型を押すことで出る模様にしても、元の土の色と、重ねた色が微妙にグラデーションし、 全体の色のバランスの強弱をつけ、力強さ=重さにしないところが巧みなセンスとデザイン力。上記の花留め兼、水穴は、まさに真骨頂。水を溜めるとわかるが、水の色合い、そしてその穴がまるで水中都市に見え、肥後ワールドの楽しさが満載。もともとはオブジェ的なものからはじめたというだけに、楽器や動物などの作品も数多く存在する。

肥後博己―土を奏でる―公式HP


肥 後 博 己
HIGO HIROMI

1965    大分県山香町に生まれる
1990 千葉大学工学部画像工学科卒業
1993    千葉大学大学院工業意匠学専攻修了
1993~1998 東京家政学院大学工芸文化学科助手
1998~  大分県湯布院町在住
作歴
1989 ホモフィクタス演劇公演 舞台美術  [東京都赤坂見附 草月ホール]
1990 アートフェスティバルMITO10月展  [水戸芸術館]
1991 及川英貴舞踏公演 舞台美術  [東京都 中野テルプシコール]
1992 KOBO展(四人展)   [東京都 田端die pratze]
   千葉県工業技術展     [千葉 幕張メッセ]
1993 個展―ゆらぎから形象へ―  [千葉大学 松韻会館]
   日仏会館ポスター原画展 入賞  [渋谷パルコ]
   現代陶芸“めん鉢”大賞展 入選  [東京ドーム]
1994 朝日陶芸展 入選  [丸栄スカイル、信楽伝統産業会館他]
   日展 入選  [東京都美術館]
   焼き締め陶公募展 入選  [天満屋岡山店 菱川会館]
   ながさき陶磁展 入選  [佐世保・波佐見]
   使ってみたい北の菓子器展 奨励賞  [丸井今井札幌]
   埼玉陶芸展 審査委員長賞  [埼玉県立近代美術館]
1995 陶芸ビエンナーレ 入選  [名古屋三越栄本店]
   金沢工芸大賞コンペティション 入選  [金沢 香林坊大和]
   使ってみたい北の菓子器展 入選  [丸井今井札幌]
1996 朝日陶芸展 入選  [丸栄スカイル、目黒区美術館他]
   使ってみたい北の菓子器展 入選  [丸井今井札幌]
   個展―紋様の力―  [東京都京橋 ギャラリークボタ]
1997 陶芸ビエンナーレ 入選  [名古屋三越栄本店]
   使ってみたい北の菓子器展 入選  [丸井今井札幌]
   個展―紋様の力�―  [東京都銀座 ギャラリーしのざき]
1998 個展―紋様の力�―   [埼玉県浦和 楽風]
   だ円のうつわ展   [東京都新宿 ギャラリー玄海]
   個展―紋様の力�―   [東京都新橋 ギャラリーいそがや]
   「アジア彫刻、陶芸の祭典」野外陶芸展 文部大臣奨励賞
               [大分県朝地町 朝倉文夫記念公園]
   個展―食の器・花の器―   [東京都新宿 ギャラリー玄海]
1999 だ円のうつわ展  [名古屋 めいてつギャラリー遊々]
   252展―絵画・彫刻・陶器三人展―  [愛媛 土井家]
   個展 [東京都町田 アートスペースオー][千葉 手づくりの心砂田]
   [大分 いくつかの陶器][湯布院 ギャラリーMuNe][大分県宇佐市 椿庵]
   [別府 花工房たかさき][大分 近代画廊][東京都銀座 ギャラリーしのざき]

2000 石の風・土の風―宮岡洋一・肥後博己展―[愛媛県松山市 ギャラリーリブアート]
  個展 [千葉 手づくりの心砂田][大阪 倉永邸][福岡 ギャラリー陶花]
   [埼玉県浦和 楽風][東京都赤坂 ギャラリーかわむら][大分県宇佐市 椿庵]
   [鎌倉 てらむ][大分 トキハ]
2001 個展[大分県宇佐市 椿庵][愛媛 松下遊塾][東京都町田 アートスペースオー]
   [千葉 手づくりの心砂田][湯布院 いろはにほへ陶][東京都麻布十番 方圓]
   [大阪 倉永邸][大分 トキハ]

2002 個展 [湯布院 ギャラリーMuNe][鹿児島 ホワイトギャラリー][神戸 EN陶REZ]
   [大分県臼杵市 ギャラリー彩佐][千葉 手づくりの心砂田][大分県宇佐市 椿庵]
   [東京都新宿 ギャラリー玄海][福岡 ギャラリー花野][大分 トキハ]

2003 個展[大分県臼杵市 ギャラリー彩佐][大阪 倉永邸][千葉 手づくりの心砂田]
   [福岡 月の庭][愛媛 松下遊塾][大分 トキハ]

2004 個展 [埼玉県浦和 楽風クリエイティブコーナー][大分県宇佐市 椿庵]
   [福岡 平成浪漫de Karin-kan][千葉 手づくりの心砂田][東京都町田 
   アートスペースオー][大分県臼杵市 ギャラリー彩佐][大分 トキハ]

2005 個展 [東京都月島 しおん][福岡 ギャラリーモッコ][由布院駅アートホール]
   [湯布院 ギャラリーMuNe][愛媛 松下遊塾][千葉 手づくりの心砂田]
   [佐世保 玉屋][福岡 ギャラリー陶花][大分 トキハ]

2006 個展 [福岡 ギャラリーとわーる&モッコ][大分県宇佐市 椿庵][東京都月島 
   しおん][福岡 space ふらここ][大分県湯布院町 生活工房 伽々]
   [千葉 手づくりの心砂田][大分 トキハ]

2007 個展 [大阪 ギャラリー篠][静岡 ギャラリー文夢][千葉 手づくりの心砂田]
   [福岡 ギャラリーとわーる&モッコ][北九州 足立山麓ギャラリー]
[大分県湯布院町 ギャラリーあり][東京都月島 しおん][大分 トキハ]

2008 個展 [大阪大丸心斎橋 現代陶芸サロン桃青][福岡 ギャラリーモッコ]
   [大分県宇佐市 椿庵][千葉 手づくりの心砂田][東京都月島 しおん]
[愛媛県松山市 遙風堂]
2009 個展 《東京都月島 しおん》《千葉 手作りの心砂田》
   二人展 《北九州 黒崎井筒屋》《大分県臼杵市 ギャラリー彩佐》《静岡 ギャラリー文夢》

Creators tab 職種名

あ、か

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さ、た

さ、た

W_No_02.gif陶芸 肥後博己

な、は

な、は

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ま、や

ま、や

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ら、わ

ら、わ

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DSC_32591.jpgDSC_32591.jpg

DSC_3310.jpgDSC_3310.jpg千葉県君津市
ブルームネット
カラーについて

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DSC_3272.JPGDSC_3272.JPG千葉県富津市
大佐和花卉園
アンスリュームについて

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DSC_3345.jpgDSC_3345.jpg大分県 陶芸家 肥後博己 作品について

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