Bloom-Net ブルームネット
より美しく咲くカラーを目指して
千葉県君津市は、環境省選定「平成の名水百選」のひとつに数えられる程の地下水源をもつ。元来よりその地下水をかけ流しにして、小糸を中心とし湿地性のカラー栽培に適した土地であったが、11年前ある大手花店経営者の言葉「花が咲かない」というカラーのイメージを払拭すべく、地域の猛反対を押し切って5名が独立し、「ブルームネット」が設立された。
現在、湿地性カラー7件と、畑地性カラー6件からなる13件の栽培農家グループに広がり、高い選別をおこない、年間通してより美しく「最後迄咲ききるカラーを目指している」。
現在全国的に以前に比べ、開花にこだわり、花の採花がおこなわれているが、そのキッカケを作り、お客様に提案して来たパイオニア的存在だ。
豊富な地下水は一年中15度と安定し、夏は球根を冷やし、冬は温める。その為、ハウス内に暖房も入れること無く、11月〜5月に安定出荷されている。農薬も肥料もハウスによってだが、メンバーの松崎さんにお伺いすると、「やった記憶が無い程...2年前に一回やったぐらい」と話される。
環境に優しいと言われる由縁だ。
湿地性は沼のような砂地で育てられている為、長靴をはいての作業になるが、実際長靴をお借りしてハウス内に入ってみたが、ぬかるんでいて、足下が不安定で想像以上に重労働...あの綺麗な白いカラーの花を抱えて、傷つけずに出口に向かうのは至難の業。スッと凛とした佇まいの花からはイメージ出来ない...そう思えた。
土で栽培される色のあるカラー
一方、畑地のカラーは葉先のするどい感じの種類(ミニカラー)と、大きな葉で模様のある種類(ハイブリットカラー)が栽培され収穫量の多いミニタイプを中心に栽培されている。
色もカラフルで大輪の花を咲かせる人気のハイブリットカラーは、一つの球根から2〜3本しか収穫出来なく希少。しかしマットな色合い、そしてグラデーションの奥深さは絶品。高価も頷けた。
全国のカラー栽培の方々が集まり、カラー全国大会を開催し、「ホワイトデーにカラーの花を」提案したことによって、ラジオや花屋さん店頭でのアピールにより、カラーの花も毎年認知度も高まってきている。11年を越えての目標をブルームネットメンバーにお聞きすると「これからが本番」と、より花開くことを強く志し、進んで行くことを語られた。より綺麗な花、より花開く素敵な花を育てるための挑戦は続く...。
ブルームネット公式HP
http://www.bloom-net-calla.com/
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