花き自然災害支援基金について
年々日本各地で自然災害が多発しています。
東日本大震災、新潟県中越沖地震、中国・九州北部豪雨、伊豆大島 千葉、愛知、静岡 の台風被害等...毎年、様々な被害が出ている状況があり、景気低迷の中、生産者、市場、花店、全てにわたり、被災すると個々の負担額が増え、継続が出来なくなっています。
大事なのは、どうしても花を栽培したい、関わった仕事をしていきたいという意志をもちながら「出来ない」という選択肢を選ばなけらばならないことです。その状況を少しでも打破するために自然災害の花き業界の被害状況にあわせ、支援プロジェクトを立ちあげサポートすることが主な目的です。
この基金は長期に渡り継続し、各世代、各地域の支援を続けることが出来るように支援活動を続けていきます。
活動について
基金は常に自然災害を想定し、被害のあった産地の状況等の情報を集め、産地による支援依頼をふまえ、災害ボランティアの募集、支援、継続を応援します。また対象は、産地に限らず、市場、仲卸、花店も含まれます。
国による災害援助は時間がかかる他、様々な品目、地域の栽培計画に対し即時の対応が出来ない状況があるため、一次金としてそれまでの撤去、解体支援金をお渡しし、速やかなサポートを行うことで、精神的な支えとしての応援体制を作ります。
支援金の集め方は様々で、直接の募金受付の他、プロジェクトを立ち上げと同時に全国のプロジェクト協力店を募集し、登録した花店や仲卸に「支援フェア」をおこなってもらうことで、支援金と募金を集めたり、イベント会場でチャリティー販売、チャリティーグッズ販売等、支援と同時進行の活動だけではなく、事前に予備金を集める活動もおこなっています。